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『火花』(又吉直樹著&芥川賞受賞作品)のあらすじとネタバレについて書きます。
 
みんな気にしているのが分かっているのに、ここまで核心記事を引っ張るか...って苦情がきそうです(笑)。
5記事目で、いよいよ「あらすじ」です♪
 
  

小説『火花』のあらすじの前に...

こういう記事では「どこまでネタバレをするか」がポイントです。
でも、ブログ管理人、それに関して...特段の見識がないんです(^_^;)
 
なので、場当たり的に記事を書きます(笑)

小説『火花』は、何を描いた小説か?

ズバッといきます(笑)。小説『火花』は...

  • 若き漫才師が有名になるプロセスにおける苦悩

そういうもの描いています。
 
これは、著者・又吉直樹の売れなかった経験と、多分にシンクロしています。
そのことについては、ドラマ『火花』主人公役の林遣都さんも、又吉直樹に会ったときに、次のように確信したと発言しています。
 

  • 『火花』の主人公は又吉直樹さんそのものです。

又吉直樹の人生シンクロと異なる部分

もちろん、創作ですから、著者の経験とシンクロしない部分もわるわけで...。
 
それは小説『火花』

  • 主人公の行く末が、芳しくない。

という点です。これ、かなりのネタバレですがご容赦。
 
つまり、

  • 人生は、真剣に努力しても、その努力が報われるとは限らない。

そういうことを淡々と描いている作品、それが小説『火花』なのです。
 
それでは、人生、努力なんて無駄なのか?
 
いえいえ、そんなことはありません!!

  • 約束されていない自分の未来にチャレンジするプロセスの素晴らしさ。

そういうものも同時に描いているのです。
 
そして、描くプロセスは必ずしも格好良いものではない。
しかし、仮に、それが格好良いものでなくても、

  • ありのままのその姿こそが、かけがえのない人生なのだ。

ということなのです。

小説『火花』の特徴は...

この小説は全編、僕の視点、僕のモノローグで展開しています。
師匠・神谷さんを描くときも、神谷さんがどう感じるか、どう思うかではなく、神谷さんを僕から見てどう感じているのか、どう考えているのかを描きます。
これが小説『火花』の特徴の1つ目です。
 
そして、2つ目の特徴は、最初から最後まで物語りとしての起伏がないこと。
ないというより、そういうことを敢えて避けて展開しているのではと感じています。
とにかく、成功を目指す漫才師としては「恐らく日常的なことたち」を淡々と描いています。

小説『火花』のスタートは...

こんな展開でスタートします。
 

僕は20歳の徳永。中学から同級生、山下とコンビを組み「スパークス」という漫才をやっている。全く売れていない...。
 
話は、2001年夏、熱海海上花火大会で行われた演芸会場から始まる。僕たちスパークスは、この会場で漫才を披露する。祭りの「お笑いライブ」に招かれたのだ。そして、僕たちの出番は、20時からの花火の前に終わるはずだったのに...。
 
商店会会長が演ずる舞台「金色夜叉(寛一お宮)」の時間が押しまくり、とうとう、登壇する前に、花火が始まってしまった。人々の流れと注目は当然は花火。「お祭りお笑いライブ」の前にいる客は数人だけになってしまった。しかも、ほぼ聞いていない。
 
そんななか、僕たちにとって、全く充実感のないライブが終わった...。でも、僕らスパークスに続く、漫才師が、いろんな意味で、凄かったのだ。それが、僕と神谷さんとの出逢い。
 
※冒頭から7頁ほどを大胆にサマってみました。

 
このあと、小説は、僕と神谷さんの関係を軸に展開されていきます。
 
僕は、どうなるのか。そして、僕が師と仰ぐことになった神谷さんはどうなるのか。

小説『火花』の起承転結

あらすじについて、「起承転結」視点で、少し言及しますね。
 

起承転結の「起」

売れていない漫才コンビ・スパークスの僕(徳永)は20歳。
 
熱海の営業先で、4歳年上の先輩芸人・神谷さんに出逢い、そこで師事することになります。神谷さんは、弟子として認める条件として、「俺の伝記を書け」と言います。
 
二人飲みの帰り、僕はノートとペンを買い、さっそく「神谷さんの伝記」を書き始めます。
 

起承転結の「承」

神谷さんは活動拠点を大阪から東京に移します。
 
しかし、神谷さんは、真樹という女性のヒモとして暮らしています。
 
僕は、銀髪になり、それがトレードマークになります。
そして、僕たちスパークスは、徐々に売れ始めていきます。
 

起承転結の「転」

神谷さんは相変わらずバイトもせず、借金まみれになっていきます。
そして、とうとう、神谷さんの相方から神谷さんの行方不明を知らされます。
 
一方、僕の相方は、同棲彼女の妊娠を機に、結婚を決意、そして、芸人を辞める宣言をしました。
 
僕は、今の相方以外と漫才を組むつもりはありません。その結果...
 

起承転結の「結」

コンビ解散後、僕は不動産屋で働いています。
 
失踪から1年、神谷さんから連絡がありました。
指定した酒場で会うと、外見が様変わりした神谷さんと再会します。
 
そして、僕と神谷さんは...

まとめ

とっても簡単に「あらすじ」を紹介しました。
この小説、展開に起伏が少なく、ハラハラ、ドキドキや、大きな感動もありません。
しかも、視点がほぼ「僕」に固定ですから、最後の頁までたどり着けない人もあるかも..。
 
でも、だからこそ、本当はこの作品に傾倒する自由度があって、それこそがこの小説『火花』の良いところだと思うのです。
 
これからこの小説『火花』を手に取り、読み始めるあなたが、読後、何を感じるか、何を掴むのか、楽しみですね。
 
※アイキャッチ画像の出典:http://gigazine.net/news/20150828-hibana-netflix
 


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