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『火花』(又吉直樹、芥川賞受賞作品)について書きますね。
とくに、『火花』が作品として生まれるプロセスに注目します♪♪
なお、又吉直樹氏については、以下、敬称略で書きます。
 

ピース又吉直樹の純文学デビュー作品

『火花』とは、ピース又吉直樹の純文学デビュー作品です。
2015年1月7日発売の『文學界』2月号誌上で、一挙掲載され評判になりました。
これ以前からも、又吉直樹はいくつかの本を出版していましたが、本格的な純文学は、これがはじめてでした。

小説『火花』実現のきっかけはフリーマーケット!?

小説『火花』が世に出るきっかけは、フリーマーケットならぬ、【文学フリマ】です。
【文学フリマ】とは、文学フリマ事務局主催の、文学限定の同人誌即売会です。
2011年の第1回から、回を重ね、開催地域も広くなり、来場数も伸びています。
 
この【文学フリマ】2011年に来場していた『別冊文藝春秋』編集者・浅井茉莉子さんは、プライベートで来場していた又吉直樹と出会い、そこで小説執筆を依頼します。
そして、又吉直樹は、執筆依頼に応じて、短編小説2作品を発表。
のちに、浅井茉莉子さんは『文學界』に社内異動します。
それに伴い、『文學界』への新作執筆を又吉直樹に依頼します。
そうやって生まれたのが小説『火花』なのです。
 
『火花』は、2015年1月7日発売の『文學界』2月号誌上で一挙掲載され、話題になりました。
というより、発売前から評判が高かったのです。
又吉直樹自身の知名度もあり、そして、宣伝戦略が良かったのかもしれません。
ブログ管理人も、当時、『文學界』2月号を直ぐに買い求め、『火花』を一気に読みました。

ピース又吉直樹、名が売れるまでのいくつかのエピソード

又吉直樹は、お笑いコンビ「ピース」のボケ担当です。
相方は、綾部祐二さん。
このコンビ、主にコントが主体ですが、漫才も演ります。
ネタは2人で考えるますが、基本設定などは又吉が多くを担当しています。

関西人、又吉直樹、吉本興業の「東京NSC」に入る!?

又吉直樹は、小学生でサッカーをはじめ、高校は関西のサッカー強豪、北陽高校でインターハイにも出場。
しかし、卒業後の進路としては、大学推薦を断り、お笑いの道を目指すことを決めました。
ただし、そのまま大阪のNSCに入ってしまうと、吉本興業に顔が利く高校サッカー部監督に「大学推薦を断りお笑いの道を目指している」ことがバレるのを恐れたんだとか。
それが理由で、本来なら大阪NSCに入るところを、関西から遠い東京NSCを受験。
そういう経緯があっての、関西人・又吉直樹の東京デビューだったのです。
 
又吉直樹、かなりビビリな性格・・・かも(笑)

芸人を辞める決意を翻意させたのが綾部だった!?

又吉直樹は、お笑い芸人デビューを果たすも、鳴かず飛ばず。
まぁ、又吉直樹だけでなく、ほとんどの芸人が「鳴かず飛ばず」のまま終わるのです。
又吉直樹は、結局、コンビを解散し芸人を辞めることを決意します。
 
これって...まんま『火花』の設定ですね(>_<)
ということは、『火花』は私小説ですね!
 
でも、『火花』と異なるのはここからです。
又吉直樹の「辞める」を説得したのが、別のコンビをすでに解散していた綾部さん。
説得をしていくうちに、2人でコンビを組むことになります。
これが2003年10月。
お笑いコンビ、ピース結成の経緯です。


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2010年2月の『しゃべくり007』が売れるきっかけ!?

綾部さんとお笑いコンビ「ピース」を組むも、その後、再び、長い間の鳴かず飛ばず。
結成から7年、「このまま続けるか、辞めるか」という時期に、『しゃべくり007』に「注目若手芸人」として登場。
これをきっかけに、以後、少しずつブレイクします。

2010年キングオブコント決勝に進出

ピースは、キングオブコント決勝に進出するも、惜しくも優勝を逃してしまいます。
しかし、この決勝進出で「ピース」の名前が多くの人たちに記憶されるようになりました。
さらに、同年のM−1グランプリにも決勝進出。
ここでも優勝は逃しますが、「ピース」人気が確実に定着したのです。

ピース又吉と文学、そして、出版歴

又吉直樹の趣味は、散歩、音楽鑑賞、そして読書。
通算で2千枚以上のCD、と2千冊以上の本を所有しているといいます。
活字が踊り出す夢を見るほどの読書家なんだそうで。
「太宰治」ファンとしても有名です。
 
そして、俳句にも造詣が深い。
2009年頃から、俳句集、随筆集、小説などを出版しています。

ピース又吉『火花』の力!?

前述の経緯のようなことで、日の目を見た小説『火花』。
2015年1月7日発売の『文學界』2月号は、又吉直樹純文学デビュー効果(?)で、累計部数は発売2日後で4万部に達しました。
これはかつて無いほどの評判であり、同誌は、1933年創刊以来初の重版がかかりました。
それほどの超話題作になったのです。
 
同年3月11日には、文藝春秋社から単行本『火花』が出版。
発売6日目で、35万部に達します。
 

3月14日には、TBS『王様のブランチ』の名物コーナー、ブックランキング特集に又吉直樹本人が出演、「共感できなくても芸人の世界を理解してほしい。」と語りました。
 
以下、芥川賞受賞までの流れです。
 

  • 4月22日、三島由紀夫賞候補にあがるも、5月14日の選考会では、受賞を逃す。
  • 6月11日、電子書籍版が発売。
  • 6月19日、芥川賞候補にあげられる。
  • 7月16日、お笑い芸人として、初の芥川賞受賞者となった。

 
『火花』の累計発行部数は250万部を超え、純文学としては驚異的な大ヒット作品となりました。
又吉直樹の次作が楽しみです。

注記です

「サイト管理人・はるお」(以下、「私」と記します)は2017年2月21日まで「はてなブログ」で『火花』のサイトを運営していました。
「はてなブログ」の旧サイトは2017年2月21日で閉鎖。
そして、2017年2月23日から、同名・同ドメインで、こちらのサイトへの移行作業をはじめました。
移行にともない、リライトなしで移行する記事もあれば、リライト&修正をする記事もあります。
なお、投稿日付けは、以前の記事投稿月日を使用しています。
投稿日が2016年の記事は全て、サイト移行をした記事です。
 
以降、投稿日が2016年の記事に対し、これと同じ「注記」は書きませんが、事情はそういうことです。
ご了承ください。
 
※アイキャッチ画像の出典:http://gigazine.net/news/20150828-hibana-netflix
 


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